創業当時は違う場所にあった。
今当店は国分町と虎屋横町の角という、仙台飲食街の中心といってもよい場所に有りますが、はじめはもう少し裏手の路地を入った本櫓町(もとやぐらちょう)・・・今はにぎやかな飲食街になっている・・・にありました。料亭の多かったエリア近くに平屋建ての仕舞屋(しもたや)風で、お座敷料理に飽きた料亭のお客様の目に留まり、物珍しさも手伝って立ち寄ってくれるようになりました。そのころはすでに家庭の火が炭や薪から電気やガスに替わっていたので、炭火で豪快に焼く料理は口に懐かしく、それが評判となったという訳です。現在は白炭(はくたん)を贅沢に使い、遠赤外線効果による程良い火加減でよりおいしい焼き物を出しています。
仕舞屋風(AI作)